イタリア

神秘の青の洞窟!イタリアに行ったら絶対みたい!!

画像出典元:pixabay

こんにちは!

 

今日は神秘的な青の世界

青の洞窟と入場の際に注意すること、のお話です。

 

 

ナポリ港から「青の洞窟」入り口まで

イタリアのナポリ港から高速艇に乗り

約45分でカプリ島のマリーナグランデ港に到着。

 

すぐにモーターボートに乗り換えて

約10分で洞窟の入り口に着きます。

 

ここでまた手漕ぎボート(2~4人乗り)に

乗り換えて青の洞窟入り口付近で待機。

 

こんなときは、女性の方はスカートよりも

パンツスタイルの方が動きやすいですね。

 

目の前に洞窟の入り口がみえてはいるけども、

急に風が吹いて、波が出てきてしまう時とか、

 

また、混雑具合によっては、

1,2時間待たされることもある、という

 

いくつかのハードルをクリアして

たどり着くことのできる、神秘的な青の世界。

 

その体験を求めて

たくさんの旅行者が訪れているわけです。

洞窟に入場できる確率はどのくらいなの?

青の洞窟入場の条件とは?

そもそも

洞窟の入り口は大変狭く、幅2m、高さ1mなため、

入場できる条件は

  • 風がない
  • 雨が降っていない

ということで、少しでも波が高いと入場不可。

 

冬の地中海は荒れやすいことで有名で、

波が穏やかな夏が確率は高くなるというわけ。

 

実はナポリ港出発の時には

今日は洞窟に入れるかどうかは、

およそわかってしまうのです。

 

NGとわかりきっているようなときでも、

パッケージツアーの場合は

不可抗力などの理由で行程通り進めるには

危険が伴う場合を除き

行程の通りに進める契約をお客様と結んでいるため、

予定を変更することなく、

閉鎖されているであろう青の洞窟を目指し

カプリ島へ向かうわけです。

 

時には高速艇が揺れるほど、波が高い時もあり、

そんな時は、100%入場不可なことがわかったり。

 

もしも、カプリ島に1泊する行程であれば

また次の日へと変更も可能ですが、

 

ほとんどは日帰りなため、

1度限りのチャンスになるんですよね。

 

ここだけの話ですが、

私はイタリア自体は100回以上訪問していて、

カプリ島は毎回ではないので、

十数回訪問しています。

 

洞窟に入ることができたのは、、、

なんと、

2回です!

シーッ!!お客様には内緒ですよ!(笑)

 

カプリ島 青の洞窟に入れる 確率は?

平均入場率

6~8月 80%台
4,9月  60%台 
5月 70%台
10,11月 50%台
3月 30%台
12~2月 10%台

 

その年の気象状況にもよりますので、ご参考までに。

 

洞窟入場の際は細心の注意を!!

前述のとおり洞窟の入り口は狭く、

手漕ぎボートの船頭さんは、入り口に張られた鎖を引いて

ボートを洞窟内へと滑らせます。

 

その際、

  • 身体は前屈状態で、完全にボート内に沈める
  • 手は絶対にボートの縁に置かない

 

これを守らないと、大怪我に繋がりますので注意。

 

目を開けると、そこは海の水が青く輝く神秘的な世界。

洞窟内にいられる時間は?

石灰岩の洞窟内部は、

奥行き54m高さ15m深さ22mの空間。

 

水中にのびる穴を通し入ってくる光が、

洞窟内の水や壁を真っ青に映します。

 

船頭さんがカンツォーネを歌ってくれたりすると

その歌声が洞窟に反響して、

幻想的な青の世界に浸ることができますよ。

 

また、洞窟からは、ポセイドンやトリトンの彫像が

発見されているということから、

ローマ帝国の皇帝が個人用のプールや入浴に

使用していたと考えられています。

 

そんなロマンを感じさせてくれる世界に浸れるのも

ほんの束の間。

『タイムスリップ』できるのも3くらい。

 

というわけで、

条件がそろえばご覧いただける世界です。

 

もっと高い確率を狙いたいなら

個人で行かれることをお勧めします。

ABOUT ME
旅する仮面 さき
海外旅行専門のプロ*旅行業界唯一の国家資格を有するレアな添乗員*欧州を中心に現在5大陸56ヶ国訪問*渡航日数2300日以上*渡航回数約300回*マイレッジ累積約1000万マイル(プライベート=ビジネスクラス利用)*身元を隠す仮面装備中*