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こんにちは!
寒い季節にはお風呂で身体の芯から温まり、ほっこりしたいところですね。
保温や保湿効果をたかめるために、お風呂には大抵入浴剤を入れられるのではないでしょうか。
ドイツブランドの「クナイプ」の入浴剤は日本でも大人気のお品。ドイツご訪問の際には日本未発売のバスオイルのご購入をおすすめしますよ。
本日は人気のクナイプの入浴剤とドイツのお風呂事情のお話です。
ドイツブランドの人気のクナイプ
ドラッグストアに行くと、さまざまな種類の入浴剤が並んでいて、どれがいいのか悩んでしまいそうなくらいですよね。
その中でも大人気なのがクナイプのバスソルト!今や日本のどのドラッグストアでも簡単に手に入るようになりました。
「クナイプ」とは
ドイツの神父であったセバスチャン・クナイプ氏が、自らの肺結核との闘病体験から、水や植物などの自然の力に着目して独自の健康理論を持つ、
クナイプ式自然治癒法を創始した、彼の名前を冠したドイツのブランド。
クナイプのバスソルトの特徴は
・天然岩塩
地下460mの2億5000万年前の古代海水を昔ながらの方法で
精製した岩塩を使用。
・天然ハーブのエッセンシャルオイル配合
クナイプはハーブの恵みを生かした様々な商品を提供するブランドであり、日本では入浴剤がダントツ有名ですが、ハンドクリーム、ボディクリーム、美容オイルなどの商品もあるんです。
そして現在のところ日本未発売なものに「バスオイル」があるのです。
日本未発売のバスオイル
これです! ↑ これが日本未発売の「バスオイル」。
バスソルトに比べると保湿と保温効果がより高いとのこと。
画像の左から3つの箱は日本未発売のバスオイル、100mlボトル入りで各€4(約500円)ほど。約10回分。右端はハンドクリームで€2.70(約340円)。
どこで買えるの?
ドイツやオーストリアなどのドイツ語圏のドラッグストアで「バスオイル」を見つけていただけますよ。
日本でもお馴染みのバスソルトも現地では、3~4割安の値段で買えてしまうというお得さ。
ドイツのお風呂事情
さて、クナイプはドイツでも大人気で、入浴剤ナンバー1のシェアを
誇るというものですが、ドイツでのお風呂事情はどうなのでしょうか。
ヨーロッパではバスタブに浸かるのではなく、シャワーで済ませる場合が多いということを耳にされたことはないでしょうか。
バスタブでの入浴の習慣はあるの?
基本的にはシャワーだけで済ませるようです。でも全くバスタブに浸かることはない、というわけでもなく、ときどきゆっくり入浴を楽しむことはあるようですね。
実際ドイツ人の家庭ではバスタブがない、シャワーだけという造りになっていことも普通のようです。
ドイツに限ったことではないのですが、他のヨーロッパでもバスタブにお湯をはり浸かるよりも、簡単にシャワーで済ますところがほとんどなんですよ。
またホテルに関して言えば、4つ星以上ならバスタブ付きであることも多いですが、4つ星以下のホテルなら基本的にはシャワーオンリーです。
では、なぜヨーロッパの人々はシャワーだけで済ませるのでしょう。それにはこんな事情があるようです。
日本とドイツの入浴習慣の違い
日本と違ってシャワーのみで済ませることが多いドイツですが、日本とドイツの入浴習慣が違うその事情として、
次のように大きく2つ挙げられます。
- 気候と水質
- 水道光熱費の高さ
①気候と水質
湿度が高い日本では清潔さを保つためにも、お風呂もしくはシャワーを毎日浴びることはごくごく当たり前のことですが、
湿度が低く乾燥しているヨーロッパでは、熱いお湯に浸かると肌のバリア機能が落ちて、更に乾燥してしまいます。
加えてヨーロッパの水は硬水がほとんど。
肌や髪の毛に与えるダメージが強いのですよね。ゆえに短時間のシャワーの方が肌には都合がいいわけです。
ヨーロッパのツアー期間は一般的には8日間。
これは私の経験ですが毎日バスタブで入浴すると、旅の中盤前には実際に肌の乾燥が気になってきますよ。膝下などが粉を吹いたようになってしまうのですから。
そのためバスタブに浸かるときはお湯を柔らかくする入浴剤が不可欠。バスオイルなどの保湿効果の高い入浴剤の方が、現地では向いていると思うのです。
②水道光熱費の高さ
ドイツでは水道光熱費が高い、ということ。シャワーの方が短時間で済みますので安上がりというわけです。
ある日こんな話を聞きましたよ。
日本人がお風呂好き故の現地の家主さんの悩み。
日本人留学生にお部屋を貸している家主さんの共通の悩みとして水道光熱費の問題があるのだそう。
ドイツ人は就寝前よりも朝シャワーが一般的なようです。仮に一日に費やす水道量全体が100リットルとした場合、朝シャワーをすると約30リットル使用。
日本人がバスタブにお湯を張るとそれだけで120リットルになる、とのこと。日本人の入浴習慣によりただでさえ高い水道光熱費が大幅に高くなるというわけなんです。
高い水道光熱費の節約のため、ドイツ人の間ではいかに素早く短時間でシャワーを浴びるか、その時間を競うように、人が集まればよく話題に上がるようなんです。
寒い時期は特に身体の芯まで冷えるドイツでは、お風呂で温まりたいと思う日本人のその気持ちよくわかりますよね。
ドイツ人もバスタブに浸かるときは入浴剤
そんなドイツ人もバスタブがあるお家では週に1回くらいは、ゆっくり時間をかけて入浴を楽しんでいる人々もいるようです。その時にはお気に入りの入浴剤を楽しんでいるんですね。
もともとドイツだけではなく他のヨーロッパでも同じで、硬い水質を柔らかくする役目としてバスソルトなどの入浴剤ができたわけですね。
それだけに入浴剤の種類も豊富にありますので、現地に行かれた時の日本へのお土産としてお求めになるのはいかがでしょうか。
特に日本未発売のバスオイルはおすすめですよ!