イタリア

カプリ島の酒リモンチェッロ・ディ・カプリの飲み方と度数と作り方!

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こんにちは!

カプリ島といえば「青の洞窟」があまりにも有名ですね。青く輝く海に囲まれた美しい島。この島の特産の果物は何かご存知でしょうか。

カプリ島特産の果物はレモンです。

実はカプリ島は「レモンの島」とも呼ばれているんですよ。

イタリア発祥のリキュールのひとつに、レモンの香りを蒸留酒に移した「リモンチェッロ」というお酒があります。「レモンの島」のレモンで作られるリモンチェッロは格別の美味しさなんですよ!

カプリ島のお土産にもおすすめです。

本日はレモンを使った香りのよいリキュール「リモンチェッロ」の飲み方とその度数と作り方のお話です。

リモンチェッロの美味しい飲み方!使い方!

イタリアでは食後に、アルコール度数が強い食後酒を飲む習慣があります。ドルチェ(デザート)と一緒に楽しむんですね。リモンチェッロも食後酒のひとつでとても甘いものです。

お猪口のような小さなグラスとリモンチェッロを、キンキンに冷やし、ストレートで飲むのがイタリアでは一般的。

炭酸で割るのもよし。

バニラやチョコレートアイスクリームに少し垂らすのも、大人のデザートにおすすめですよ!

リモンチェッロの度数は?

ところで、リモンチェッロの度数はどのくらいでしょうか。
それがなんと30度

結構度数は高いのですが、とても甘く、香りが爽やかですから、油断して飲み進めると危険なんです!注意が必要というもの。女性の方も飲み口がいいですのでお気を付けくださいね。

材料はレモンの皮のみを使用し、皮の下の白い部分は取り除きますので渋味も苦味もありません。

日本で目にする形と違いボコボコなレモン

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カプリ島やソレント、アマルフィ産のレモンは、日本で見るレモンとはだいぶ見た目に違いがあります。上記画像のように、表面がボコボコして、みてくれが悪いので美味しくなさそうですよね。でも見た目に反してシャープな酸味はなく、まろやかなんです。

レモンの産地

レモンの産地としてはシチリア島も有名ですが、リモンチェッロの原料となると、カプリ島、ソレント、アマルフィ産のものが最高とのこと。

カプリ島産レモンの質が特に良いようですよ。

上記3ヶ所の位置を下の地図で確認してみてください。
地図は
アマルフィを指していますが、アマルフィはソレント半島の東寄り。ソレント半島から西に離れたところにカプリ島があります。

この地域では、リモンチェッロは昔から家庭で作られていたもので、各家庭によってそれぞれの味があるそうです。ちょうど日本でいえば梅酒のようなものですね。

リモンチェッロのキレイな瓶はお土産にもおすすめ


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カプリ島内のお土産店では、手描きでキレイに絵付けされた小瓶のリモンチェッロが販売されています。40mlや100mlなど少量サイズですのでお土産にされると喜ばれますよ。空き瓶はインテリアにされても素敵です。

ご自宅用にお求めなら瓶はいたって普通ですが、スーパーでのご購入がお得です。

リモンチェッロの作り方はこれが本格的でとても簡単!!

前述のとおり、リモンチェッロは伝統的に家庭で作られてきたお酒です。もしも無農薬のレモンが手に入るようでしたら、手作りのリモンチェッロをぜひ試してみてください。

甘さ控えめの、各家庭で受け継がれてきた手作りリモンチェッロは意外と簡単に作ることができますよ。

市販されているものはとっても甘く、香料や着色料を使用しているものがほとんどですから。

ただし、自家製のお酒を作られるときは下記の通りご注意くださいね。

酒税法にご注意ください!

お酒を家庭で作る場合それがアルコール1度以上のものは、酒税法に抵触してしまいます。

例外として認められているのは、

  • アルコール20度以上の課税済みのお酒を使うこと。
  • 自分で消費するためのものであること。
  • 下記の国税庁HPの1,2,3の食品は使用しないこと。
焼酎等に梅等を漬けて梅酒等を作る行為は、酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなされますが、消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。
 また、この規定は、消費者が自ら飲むための酒類についての規定であることから、この酒類を販売してはならないこととされています。
1 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
2 ぶどう(やまぶどうを含みます。)
3 アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
国税庁HPより

リモンチェッロのレシピ

では本格的で簡単なレシピはこちらです。

《リモンチェッロ》

【材料】

  • レモン        3~6個(多いほど香りが強に!)
  • 蒸留酒(20度以上) 500ml

【シロップ】

  • 砂糖類        250g
  • 水          500ml
  1. 塩で揉むようにレモンの表面の汚れを落とし、洗う。
  2. レモンの皮をむく。皮の下の白い部分が入ると渋く苦くなるため、柑橘類用のピーラーの使用が便利。                                       
  3. レモンの皮を容器(煮沸消毒済みのもの)に入れ、蒸留酒を注ぐ。                   
  4. 密封して冷暗所に1週間~10日おく。
  5. レモンの皮が白くなったら、ガーゼなどでこす。
  6. 砂糖類に水を入れシロップを作る。溶けない時は温めて。冷ましておく。                     
  7. 5と6を混ぜ合わせる。濁った黄色になる。
  8. 保存瓶に入れ冷蔵庫で1週間ほど寝かす。

冷蔵、冷凍保存であれば数年持ちます。度数が高いと冷凍庫に入れても凍らないですよ。

イタリアの家庭の味を手作りで楽しんでみてください。

 

カプリ島で人気の青の洞窟観光に関してはこちらに記載がありますので、ご覧になってくださいね。

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