こんにちは!
今日はリスボンが華やぐ時期のお話です。
ジャカランダは大航海時代の賜物!
ジャカランダの和名
初夏に青紫色の花を咲かせるジャカランダ。
自生地では10mを越す高木となり、
満開になった時の様子が、
柴雲が空にたなびいているように見えることから
「柴雲木」と日本では名前が付いたそうです。
日本では珍しい木で、限定的ではありますが、
宮崎、熱海、東京で見られるようです。
街路樹となっているジャカランダ
ジャカランダは中南米原産の植物で
世界の熱帯、亜熱帯で栽培されているもの。
南ヨーロッパでも
街路樹としてよく目にするんですよね。
スペインのヴァレンシアやセビリア。
ポルトガルのリスボン。
モロッコ。
などで私は見ています。
運よく満開の時期にあたると、
その美しさはほんとうに見事!!
リスボンのジャカランダ
去年5月末に
ポルトガルのリスボンを訪れたとき、
ちょうど見頃にあたり、
街が一層華やいで見えました。
ジャカランダが街路樹となっている通り全体が
ずらーっと青紫色に染まる様は
ため息が出る美しさですよ!!
青空を背景に青紫色がとっても
映えますよね!!
私も大好きな花です。
なんてったってこの色!
ステキ過ぎてもううっとり!
大航海時代に持ち帰ったもの?
ジャカランダはポルトガル人が
大航海時代にブラジルから
持ち帰ったものと言われています。
大航海時代を記念した「発見のモニュメント」
リスボンのベレン地区、
テージョ川岸にある大航海時代を記念した記念碑、
「発見のモニュメント」は
今にも海に飛び込んで行きそうな、
躍動感ある彫刻ですね。
苦難を乗り越え海を渡りたどり着いた新大陸で、
初めてこの花を目にして、
その美しさにどんなにか
心を打たれたことでしょう。
リスボンに5月末頃に訪れると
冒険家を魅了した、
青紫色の美しいジャカランダに
華やぐ街をみることができますよ!