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こんにちは!
前回につづき、ビターオレンジのお話です。
前回のお話はこちら
↓
女王陛下も英国人も好む大人のマーマレード!
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果実には甘さがなく、酸っぱく苦い、
鑑賞用の種類のオレンジ。
その果皮を加工したものが、
ビターオレンジのマーマレード!
女王陛下のご朝食にも
これが大好物なのが海を越えた英国の人々。
あのエリザベス女王陛下も朝食のトースト用に
「フランク・クーパーオリジナル・オックスフォード
マーマレード」をお使いになられているそう。
フランク・クーパーのブランド
英国王室御用達の食品ブランドのひとつ、
1874年、オックスフォードに創業した
「フランク・クーパーFrank Cooper’s社」。
ここのマーマレードが一番有名です。
女王陛下の
ロイヤル・ワラント・マークを冠するものです。
マーマレードの美味しさを知る
実は私もその昔(ウン十年前(笑))、
英国に住んでいた頃、
この本店をよく訪れていました。
現地ではすごく話題になっていたものです。
もちろんこのビターオレンジマーマレードを買いに。
渡英するまではマーマレードは苦手だったのですが、
ここのを食べて初めてその美味しさを知りました。
厚みのあるオレンジピールがゴロゴロ入っていて、
甘さの中に苦味がある、
いわばリキュールのカンパリに
柑橘の風味を加えたもの、のような。
そう思っていただくといいのかな。
とにかく苦み走った大人の味なのです。
その瓶のラベルには
「Seville Bitter Orange」と書かれていたため、
当時は『セビリアのオレンジは苦いのね』
と思っていたのですが、
生食用とは種類の違うものだったと知ったのは
後になってからでした。
今では日本の高級スーパーでも通販でも
フランク・クーパー社の
ビターオレンジマーマレードが
手に入るようになりました。
フランク・クーパー社公式HP
https://www.frankcoopers.co.uk/
↑ 現在は「Seville Bitter Orange」
の記載がありません。