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こんにちは!
今日はハンブルクのお話です。
ハンブルクはハンザ同盟の中心
北ドイツのハンブルクはベルリンに次ぐ
ドイツ第2の都市。
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中世よりハンザ同盟の中心として、
エルベ川沿いの港湾商業都市として
発展してきました。
ドイツで一番、
EUで二番の港湾規模で
ドイツ最大の物流拠点となっています。
赤レンガ倉庫街
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この画像は世界遺産に登録されている
赤レンガの倉庫街。
19~20世紀にかけて整備された地区で、
世界最大級の規模を誇る倉庫街です。
ハンバーガーの歴史!?
ハンブルクの英語よみは[ハンバーグ]
その形容詞はハンバーガー(ハンブルク人)
ハンバーガーといえば、
ファストフードでもお馴染みのあれですね。
ハンバーガーの故郷はここ、といわれています。
タルタルステーキの歴史
その歴史は中世にまでさかのぼります。
ロシアの大草原を
部族たちが放浪していた頃のことです。
タタール人として知られるこの部族たちは、
牛を盗み、その肉を細かく刻み、
生のまま食べていたそうです。
切った肉を、鞍と馬の間に挟んでいたと
伝えられています。
馬に乗りっぱなしの一日が終わると、
鞍と馬の間の生の肉は柔らかく、噛みやすく
なっていたそう。
その後、お塩、胡椒、
玉ねぎの汁などを加えるようになっていきます。
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この方法が人から人へ伝えられ、
タタール人のステーキ、「タルタルステーキ」として
知られるようになったとのこと。
このタタール人はドイツ人とも貿易をしていて、
港町ハンブルクの人達にその肉料理を伝えたのです。
元々ドイツ人たちもタタール人のように、
大抵は生の肉を食べていました。
時には焼いて食べることもあったため、
その方法は「ハンバーグステーキ」
として知られるようになっていきました。
そして1880年代、
ドイツの移民とともにその方法は
アメリカに伝わったと言われています。
彼らはハンバーガー(ハンブルク人)として知られ、
そしてハンバーグステーキもハンバーガーとして
知られるようになりました。
ドイツの魚料理
ドイツは海に面している部分がごくわずかですので、
肉料理が多く、一般的です。
魚料理は少なく、食する種類も、
ヒラメ、マス、タラなどごく限られています。
料理方法も乾燥させたり、
衣を付けて揚げたり、至ってシンプル。
ハンブルクは海が近いので、
ニシンのマリネ(北欧やオランダでも食す)、
うなぎ料理も食されています。
でも、やっぱりドイツでは、
ソーセージ、ビール、黒パンがお勧めですねー!
白ワインも美味しいけど!