スペイン

コルドバの1年に1度のパティオ祭り!!

画像出典元:pixabay

 

こんにちは!

今日はコルドバのパティオについてのお話です。

 

アンダルシア地方コルドバ

スペイン南部アンダルシア地方、コルドバ県。

スペインの「フライパン」と言われている

アンダルシア地方の中でも

最も暑いところと言われ、

真夏には50度近くにもなるという。

 

日向で立ち話をしている

地元の方々をよく見かけますが、

こんな直射日光の当たるところによくいられるなー、

といつも感心。

 

日本の方なら3分で?

ダウンじゃないかと思われる程強烈な日差しですよ。

 

一方日陰に入れば、これ涼しく、

日本とは違う湿気の低さが感じられます。

 

意外に屋内が涼しいのは、こんな理由!

そして、建物の中は意外にも涼しいのです。

その理由として、アンダルシア地方の街の

旧市街は細い道になっていて、

家と家が近く建てられています。

 

それが日陰を作るんですね。

そして、古い家は壁の厚さが60cmほどもあるため、

外気温に左右されることはないわけです。

 

外壁が白いのは熱を吸収しにくいですし、

また、光を反射して、細い道でできた影を

暗くならないようにする効果もあるようです。

 

画像は写真スポット「花の小径」

ツアーではここで必ず写真を撮りますよ。

小径の奥にはメスキータの鐘楼が見えます。

 

コルドバといえば、

旧市街には世界遺産に登録されている

メスキータ(スペイン語でモスク)という、

世界でも唯一の宗教施設で有名です。

 

今日はこのメスキータではなく、

パティオについてのお話です。

 

パティオとは?

パティオとは、、、「中庭」のことで、

住宅の壁や柱に囲まれた空間のこと。

 

暑さをしのぐ空間として

ここアンダルシア地方で昔から取り入れられています。

通常真ん中に井戸や噴水があり、

周りをキレイな花々で飾る、ホッとする空間。

 

先述のような建物の特徴がある上に、

パティオを設けることによって更に快適になるんですね。

 

パティオのある住宅を上空からみると、

コの字型かロの字型になっています。

 

コの字型は住宅部分をコの字にすることで、

内側にパティオの空間ができ、

外部から見えない効果があり、

抜け感のある空間になります。

 

ロの字型は住宅部分が回廊のようになり、

周囲が壁に囲まれているために

プライバシーが保たれて、

通常の外庭よりも安心して窓を開放できる

メリットがあります。

 

パティオを設けることで家全体に太陽光を

取り入れやすくなり、北側の部屋にも

南向きの面が生じるため、

自然光が入ってくるようになります。

 

また各室内に心地よい風が入ってくるので、

家全体に空気の流れを作ることもできますね。

 

その昔、英国に住んでいたとき、

アンダルシア地方を旅して周りましたが、

宿泊したB&Bロの字型でした。

 

パティオに面した部屋の窓を、

あけたままにすると、心地よい風が入ってきて、

自然のやさしい風をまといながら

極上のシエスタができましたよ。

 

その時から、住むならパティオのある

こんな家がいいなーと思っていました。

 

ツアーでは大抵大型ホテルに宿泊ですが、

吹き抜けのパティオのような空間があり、

その周囲をたくさんの部屋が囲む、

という作りのホテルも

アンダルシア地方にはみられます。

 

クーラーがいらない、

伝統的な住宅の中のオアシス、パティオ。

 

その土地の理にかなった快適な空間なのですね。

コルドバでは毎年5月上旬から中旬にかけて、

約10日間でパティオコンクールが開催されます。

 

ベコニア、ペチュニア、ジャスミンなどの

お花で飾り付けたパティオの美しさを競うもので、

期間中はコンクールに参加した個人宅の

パティオまで入ってみることができるんです。

 

この時期にコルドバ訪問の際には

是非時間をかけて

パティオ巡りをされることをお勧めします。

 

観光案内所でコンクールに参加している

家が確認できる地図が手に入ります。

  ↓

コルドバ観光局

https://www.turismodecordoba.org/

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旅する仮面 さき
海外旅行専門のプロ*旅行業界唯一の国家資格を有するレアな添乗員*欧州を中心に現在5大陸56ヶ国訪問*渡航日数2300日以上*渡航回数約300回*マイレッジ累積約1000万マイル(プライベート=ビジネスクラス利用)*身元を隠す仮面装備中*